A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

「No Results Found」コンプしました!

人形使い

 夏コミ戦利品レビューに合わせてコンプしたゲームの感想もどんどん書いていきますよ。

 世に積みゲーの種はつきまじ。

 というわけで今回クリアしたのは「No Results Found」。



 本作は、「九腕タコ教」という明らかにまともでなさそうな宗教団体が起こした227名の信者を巻き込んだ集団溺死事件に関する資料を調べ上げ、事件の真相を探るというゲーム。プレイヤーは宗教団体の公式サイトやコミュニティサイトなどを巡り、必要な情報を取得して歯抜け状態になっている報告書を完成させることが目的です。

 「Her Story」や「Orwel」系のゲームで、ゲームとしてのボリュームは控えめですが無料でここまで作り込んであるなら十分でしょう。ややホラーな演出もありますがジャンプスケアの類はないのでそういうのが苦手な人にもおすすめ。

 まず、「歯抜け状態の報告書を完成させる」というスタイルが上手いですね。ゲームの目的というか「どの情報を探せばいいのか」がはっきりしているので、よくある「そもそもどの情報を求められているのかわからない」が発生しにくくなっています。

 また、ゲーム概要にもある通りあえて重要情報の強調表示がないのでさまざまなウェブサイトの記述から必要な情報を探すという試行錯誤の難易度がちょうどよく、その過程が楽しくなっています。報告書に入力した情報が正しいかどうかは各々の情報ごとにわかるようになっているので、少しずつ報告書を完成させていくじわじわ感も楽しめるのがとてもいい。

 反面、翻訳の関係で「ゲーム側が求めている単語」と「資料内に書いてある単語」が別の語句になってる部分があるので、そこで没入感を削がれてしまうのがマイナス。翻訳自体は全体で見れば良くできているのでそこはちょっと残念ポイント。

 そしてゲームにしばしばある「ゲーム本編のコンセプトやストーリーと全く関係ない高難度のミニゲーム関連の実績がある」というポイントは大きなマイナス……でしたが、アップデートによって獲得条件が大幅に緩和されたのでこの点は解消されてます。結果的に実績数も9個になったので収まりもいいですし。

 最終的なオチのインパクトは薄いものの、全体で見ればストーリーは安定していて良くできた資料整理・情報収集系のゲームです。何より無料なのでこのテのゲームが好きな人はぜひやってみてください。

紅楼夢原稿を書いています。

人形使い

 今回の原稿はどちらかというと直接的なカニバリズムという行為の意味やそれにまつわる風聞とかではなくて、「食う側・食われる側のあいだの要素の受け渡し」とでもいうべき部分が話の核になっています。たぶん。

 自分の脳内イメージだけでなく、しっかり参考文献に目を通すようになったのはいいんですが、どうも作品のテーマの方向性がしっかり定まらないうちに見切り発車的に参考文献を読み漁りはじめてしまったのが失敗失敗といった感じ。

 でも読めば色々発見はあるんですよね。食人風聞は文明度で勝る来訪者を牽制するための武器だったとか今までなかったカニバリズムの意義だったので。

 まあ本を読むのはいいことだし単純に面白くはあるのでどっかで役に立つだろうと思いながら読んでいきます。でもやっぱりもうちょっと方向性を定めて資料を選んだほうがよかったかなーと思わんでもない。今回の本も大阪中央図書館の検索コーナーで「カニバリズム」って入力して出てきた本を上から順に借りて読んでるだけだしなあ。まあいいか。

「Karous - defected edition」入手しました!

人形使い

 わたくし人形使いもようやくPS5を購入したわけですが、実はPS5専用ソフトはまだ「プラグマタ」しか持ってないという。

 なので、未入手だったPS5移殖のSTGのひとつである「Karous」をさっそく購入!

 どうせなら設定資料集とアレンジCD目当てで限定版がほしかったので探してみたら、ソフマップに在庫があったのでさっそく注文。いつもゲームソフトはポイント目当てでヨドバシで購入してるんですが、限定版はとっくに販売終了してるのでほかのショップに残ってるのか心配でしたが探してみれば見つかるもんですね。PS5に移植済みのSTGはまだたくさんあるので、順次購入していこうと思います。

 さて本作ですが、なんかマイルシューって移殖に恵まれないんですよね。DC移植版はハイスコアが記録されないという前代未聞の不具合があったり、360に移植されたマイルシューコレクション「サクラフラミンゴアーカイブス」はこれまた不具合まみれのダメ移殖だったり、なぜかマイルシューはニンテンドー系のハードでばっかり出てたりと不満たらたらだったんですが、これでようやくまともな環境でプレイできます。

 ゲームシステムは「ラギルギ」から続くショット+ソード+シールドの縦STG。ボムに相当するシステム「D.F.S.」で経験値を稼いで武装を成長させつつ進行していくスピーディなゲームデザインです。形式的には弾幕系ですが、実際には細かい弾避けを強いられる場面はあまりなく、シールドとD.F.S.で弾幕を消していくスタイルとなっています。

 この辺はどっちかというとアクションゲームの文法に近い気もしますね。また、稼ぎがそのまま戦力の増強に繋がるタイプの作品なので、稼いだだけ攻め攻めの姿勢になれるのもいい感じ。というかボス戦の一部はシールドを強化してないと詰むところがあるような気がする……。


 「ラジルギ」シリーズはけっこうカラフルな画面構成でしたが、本作は色調を押さえて白と黒を前面に出した、なんとも不穏さを感じさせられるゲーム画面が特徴的。その空気感のとおり、ゲーム中に一瞬だけ出てくるアイキャッチや受信されるメールから垣間見える世界観はどこか後ろ暗く、そういうのが好きな人にはたまらないものとなっています。

 で、STGのお約束でそうした世界観はゲーム内の情報だけでは掴みきれないんですが、そこで役に立つのが限定版付属の設定資料集ですよ。

 STGの設定資料集は自機デザインやらなにやらといったゲーム中では語られない、あるいは不明瞭な情報を知ることができる貴重な媒体なんですが、本作の自機である「ディフェクト」ってこんな気持ち悪いデザインだったの!?

 こういう発見があるからSTGの設定資料集は貴重なんですよね。