A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

「クビナシリコレクション」(給食頭蛮)プレイしました!

人形使い

 購入自体はけっこう前なんですが、ようやくしっかりプレイしてみたので感想を。
 本作は、以前レビューした「次に来る!東方の同人ゲームSelection in 2020」がきっかけで知りました。
 さて内容ですが、世にも珍しい赤蛮奇が主人公のパズルアクションゲームです。
 東方キャラはさまざまな~程度の能力を持っているんですが、ろくろ首である赤蛮奇は「頭を飛ばす(増やす)程度の能力」を持っています。
 その能力を「規定の回数だけ召喚できる自分の頭をうまく使ってステージをクリアしていく」というゲームシステムに落とし込むというアイデアを実現してる時点でもう優勝です。
 さらになかなかステージをクリアできない際の救済措置を、ステージ中に召喚できる頭の数が9個まで増える「ナインズヘッドモード」としているなどのこだわりが光ります。
 ただ単に自分の好きなキャラが登場するゲームと言うだけでなく、そのキャラの能力や特徴を最大限に活かす方法として「キャラの能力や特徴をゲームルールに反映させる」という手段を取ることで、本作は「赤蛮奇が主人公のゲーム」から一歩進んだ「赤蛮奇が主人公でなくては成り立たないゲーム」になっていると思います。
 また本作は、難易度設定も絶妙。
 「丁度いい難易度」というよりは、「さまざまな楽しみ方に対応できる難易度」といった感じでしょうか。
 現在まだ竹林ステージまでしかクリアしてませんが、ステージ進行に合わせた難易度上昇率が絶妙で、ルールを理解しつつ少しずつテクニックを身に着けていく楽しみをうまく味わえるステージ構成となっています。
 そしてさらに、アクションパズルゲームが苦手な人には先述のナインズヘッドモード、得意な人にはタイムアタック要素やパズルピース集め、さらに上の領域を目指す人にはナインズヘッドーモードでのさらなるタイム短縮と、プレイヤーごとにさまざまな楽しみ方ができる、非常に間口の広い作品となっています。
 また、忘れてはいけないのがBGM。
 制作元でであるサークル「給食頭蛮」さんはゲーム制作以外にもサントラ制作もされているようなのですが、それもあってか本作のBGMは非常に良い。
 本作の不思議な夢の世界にマッチした、落ち着いて物静かなBGMは聞いてて耳に心地いいです。
 ドットも非常にできが良いです。
 わたくし人形使いの神ゲー判定基準のひとつに、「キャラを動かしているだけで楽しい」があるんですが、本作の主人公である赤蛮奇のアクションとドット絵は動かしてるだけで楽しいです。
 特に召喚した頭はそれぞれ表情が異なっていたりしてたいへんかわいらしい。
 制作したサークルさんの「俺はばんきちゃんヘッドがラブリーでラブリーで仕方ないんじゃ文句あっかボケェ!!!!」という情熱をモニター越しにひしひしと感じます。
 二次創作作品の楽しみ、魅力は色々あると思いますが、わたくし人形使いは作品を通じて作り手のこだわりや愛情や怨念を感じるのが好きなので、プレイしててとても楽しい作品です。
 あ、あと忘れずに言っておきたいのがリトライの速さ。
 こういう試行錯誤を繰り返すタイプのパズルアクションでは、「素早くリトライができるかどうか」という点がプレイの快適さを大きく左右すると思うんですが、本作はL1ボタンを1秒ほど長押しするだけで簡単に素早くリトライできます。
 このおかげで短時間で何回も試行錯誤を繰り返すことができ、延々プレイしてるとなんかだんだん変な汁が分泌されてきてとても良い。

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